こんにちは　東浜で研修中の奥です。

約1年前に始めた一畳敷きですが…ようやく全体の半分を過ぎた程度です。

今回は171段～205段まで挟せて(経糸に色糸を結んで)、摘みの工程に入るところです。

前回も、前々回も、短く摘み過ぎてしまい、途中でやめて一からやり直したい気持ちになりました。

 

目に見えて成長がわかるわけでもなく、この2年間は一体…！？と思えてしまうので、

「少しでも早く挟せたい」という思いから、慣れた手つきで挟せて行くのですが…。

普通は図面を見て挟せていますが、何じゃこりゃ！？というありえない間違いをしていました。

ノールックで挟せることだけをして、何も考えていなかったのでしょう。

 

糊でガチガチに乾燥し、筬でしっかりと目の詰まった間から間違った糸を抜いて、修正しなければなりません。

東浜のこだわった上質な糸がこのありさまです。

 

 

勿体ないことをして、そして何倍もの時間を費やすことになりました。

『無駄なことなど何もない、反省を次に活かせばいいのだ…』と言いながら、何度目でしょうか。

 

全く懲りない奴ですね。

それでも希望は捨てていません。

今度こそ、きれいに仕上げるぞ！

 

＊＊

 

 

 

東浜では昔から受け継がれてきた

 

技術や伝統、想いを大切に、

 

品質の良い赤穂緞通の製作を心掛けています。

 

今でも握りバサミ一本で作る工程は150年前と変わりません。

 

 

 

プロの染色家によって染められた最高級コーマのブランド糸を独自に調達し、

 

新作の赤穂緞通を販売しております。

 

東浜で製作されている赤穂緞通は新柄を含めて、持ち主となる方の幸せを願った柄。

 

昔から織られてきた一畳サイズだけでなく、現代の暮らしに合ったサイズや、アートとして額に入ったものもご用意があります。

 

 

 

是非ギャラリーにて赤穂緞通のある世界を体感下さい。

 

 

 

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