こんにちは 東浜で研修中の奥です。
赤穂緞通でよく縁(ふち)にデザインされる雷紋のモチーフです。
雷はゴロゴロと音が鳴り、自然界の驚異の象徴で魔除けや、万物に恵みを降らせる雷は、豊作の吉祥模様でもあります。
子どもの頃、暗くなった空に激しい雨と「バキバキー!」と響く雷の音がとても怖かったのを思い出します。
中華料理の器でよく見かけるのですが、緞通をするまであの紋様が雷紋とは知りませんでした。
この雷紋は、一目の細さが迷路のようにつながっています。
縦筋の糸をしっかりと立てるように上げて、ザク!っと切り、反対筋の糸もしっかりと起こしてハサミの角度をつけて切ることによって、V字の溝ができて柄がはっきりします。
縦筋の筋摘みは、正直なところ苦手です。
「もうちょっときれいに…」と思って繰り返すこと数回…しているうちに根元の結び目の玉が見えそうになってしまっています。
一目の線が整列しているので、均一な太さかつ、横のラインも整っていなければなりません。
これを制作して1年半くらいは経過していますが、未だに思うようにできません。
難しいですね~。
いつか、緞通の向こう側が見えるようがんばります。
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東浜では昔から受け継がれてきた
技術や伝統、想いを大切に、
品質の良い赤穂緞通の製作を心掛けています。
今でも握りバサミ一本で作る工程は150年前と変わりません。
プロの染色家によって染められた最高級コーマのブランド糸を独自に調達し、新作の赤穂緞通を販売しております。
東浜で製作されている赤穂緞通は新柄を含めて、持ち主となる方の幸せを願った柄。
昔から織られてきた一畳サイズだけでなく、現代の暮らしに合ったサイズや、アートとして額に入ったものもご用意があります。
是非ギャラリーにて赤穂緞通のある世界を体感下さい。
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「ギャラリー東浜」の一室をレッスンスタジオに、海外で活動していた講師が、マンツーマンでレッスンを行っています。トランペットは初めてという方、楽譜が読めない方も大歓迎です!希望があれば、英語でのレッスンも可能です。