こんにちは 東浜で研修中の奥です。
Taepyeong Salt Farmでの展示会の設営後に、ちょうど光州(クァンジュ)で行われていたビエンナーレに行ってきました。
※ビエンナーレとは、2年に1回開かれる 美術 展覧会 のことらしいです。
思春期の頃から『芸術・アート・特別・才能 』と言われるものに憧れがあり、美術館などに行くのが好きで、楽しみにしていました。
いつもなら、キャプションボードをじっくり読むタイプですが、ビエンナーレ…広いです。
疲れました…足が棒になるってこういう状況ですね。
そして説明は英語と韓国語。
英文は苦手でなので、早々にGoogleアプリの翻訳機能を利用しました。
なんとなく雰囲気は伝わるような、しかしヘンテコな翻訳もあり、途中からアプリを使うこともやめました。
『考えるな、感じろ!』で感じることにしました。
沢山の国々からアート作品が集結しており、日本のアイヌにルーツを持つアーティスト、ミュージシャンのマユンキキさんのコーナーがありました。
同じ国に生まれても、アイヌのことを全く知りませんでした。
そして一番心に残ったのが彼女の言葉で『シクマ』です。
『シクマ』とはアイヌの言葉で『境、境界』という意味です。
彼女の気持が正確に伝わらないかもしれませんが、展示パネルに書かれていた文章を一部抜粋します。
『他者のイメージのなかの「アイヌである私」と、実際の私には大きなズレがあるように感じています。
国内外で注目を浴びるアイヌという存在に対しては、一方的な思い込みや理想を押し付けられることがとても多いように感じ、
それへの抵抗感や嫌悪感のために過剰に反応してしまったり、逆に自分でも知らないうちにそのイメージに沿おうしてしまったりすることもあるように思います。
他者の視点と自分の視点、その境界はどこにあるのでしょうか。
もしかしたらそんなものは存在しないのかもれない。
この作品のなかで、私が感じているズレを少しでも言語化していく過程で、自分でも無自覚に作ってしまっている境界に気づくことができるかもしれません。』
彼女の思いと、私の感じたことは違うのかもしれませんが、心を揺さぶられたような気がしました。
最近まで私も『赤穂緞通』を知りませんでした。
いつかアートとして多くの人に見てもらえるような日が来たらいいなと思います。
その前に一人前にならねば。
「エイ、エイ、オー!」
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東浜では昔から受け継がれてきた
技術や伝統、想いを大切に、
品質の良い赤穂緞通の製作を心掛けています。
今でも握りバサミ一本で作る工程は150年前と変わりません。
プロの染色家によって染められた最高級コーマのブランド糸を独自に調達し、新作の赤穂緞通を販売しております。
東浜で製作されている赤穂緞通は新柄を含めて、持ち主となる方の幸せを願った柄。
昔から織られてきた一畳サイズだけでなく、現代の暮らしに合ったサイズや、アートとして額に入ったものもご用意があります。
是非ギャラリーにて赤穂緞通のある世界を体感下さい。
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「ギャラリー東浜」の一室をレッスンスタジオに、海外で活動していた講師が、マンツーマンでレッスンを行っています。トランペットは初めてという方、楽譜が読めない方も大歓迎です!希望があれば、英語でのレッスンも可能です。