こんにちは、東浜の見明です。
先日は緞通製作には欠かせない藁の箒を作りました。
先生によると、いろいろ使ってみたけれど手作りが一番使いやすいそうです。
まずは藁の束から先の方をより分けて、その後まとめていくのですが、藁の香りを嗅いで、小さい頃の思い出がよみがえります。
私の子供のころ、隣のお家に目の不自由なおじいさんが住んでらして、農作業ができないのでいつも藁で何か作ってらっしゃいました。私の通っていた保育園では”わらじ保育”といって一年中わらじをはくのを推奨していたのですが買ったばかりのわらじは少し硬くて足が痛くなるので隣のおじいさんのところに行って、年季の入ったこん棒みたいな道具でたたいて柔らかくしてもらうのです。
いつもにこにこして優しいおじいさんで、行くたびにお徳用の大きなサクマドロップの袋から一つ飴をくれるのがいつも楽しみでした。
大好きだったお隣のおじいさんのことを藁のにおいで久しぶりに思い出し、懐かしい気持ちになりながら箒を作りました。
嗅覚って人間の感覚の中でも最後まで残るものだと同僚が教えてくれたのですが、ほんとにずっと忘れていたことがぶわーっと思い出されたので感覚って不思議です。
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東浜では昔から受け継がれてきた
技術や伝統、想いを大切に、
品質の良い赤穂緞通の製作を心掛けています。
今でも握りバサミ一本で作る工程は150年前と変わりません。
プロの染色家によって染められた最高級コーマのブランド糸を独自に調達し、新作の赤穂緞通を販売しております。
東浜で製作されている赤穂緞通は新柄を含めて、持ち主となる方の幸せを願った柄。
昔から織られてきた一畳サイズだけでなく、現代の暮らしに合ったサイズや、アートとして額に入ったものもご用意があります。
是非ギャラリーにて赤穂緞通のある世界を体感下さい。
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「ギャラリー東浜」の一室をレッスンスタジオに、海外で活動していた講師が、マンツーマンでレッスンを行っています。トランペットは初めてという方、楽譜が読めない方も大歓迎です!希望があれば、英語でのレッスンも可能です。