京都で開かれております若冲展に行ってきました。
嵐山にある渡月橋が見渡せる福田美術館は洗練された雰囲気。
今回の「若冲誕生」のサブタイトルは「葛藤の向こうがわ。」
若冲は家業である青物問屋「枡屋」を続けるか絵に専念するかで葛藤していたのだとか。その若冲の精神的な支えとなったのが大典禅師をはじめとする僧侶や支援者。その人たちの励ましによって絵に専念できたそうです。
よくある話とはいえ、ここまで有名な芸術家が絵以外の他の道を選ぶかで悩んでいたことが意外でした。
その支援者のおかげで生まれた作品も数多くあること、きっとその葛藤があってこその作品もあったんだろうと感慨深く思います。
芸術だけでなくスポーツなどの別分野でも応援してくれる誰かがいるから良いパフォーマンスができることを思うと本人だけでなく、有名になる前からその人の実力を見出して支えとなった人達ももっと評価されるべきのように思います。
良い作品を沢山観て、その裏にあったストーリーを読んで自分も研ぎ澄まされたような感覚になって帰ってきました。
「ギャラリー東浜」の一室をレッスンスタジオに、海外で活動していた講師が、マンツーマンでレッスンを行っています。トランペットは初めてという方、楽譜が読めない方も大歓迎です!希望があれば、英語でのレッスンも可能です。